唐実桜(からみざくら)は支那実桜とも呼ばれていますが、果実を食用にするので、古くから栽培されているそうです。本丸跡に植樹されて最初に花が咲いた後には、五月の初旬頃には真っ赤に熟した実ができたのですが、翌年からは少し赤くなりますとカラスが食べてしまい、熟した実を見ることができなくなりました。