この臭木を知りましたのは平成19年の真夏でした。夏は木陰を選んで歩いていましたので長い間知りませんでした。夏以外はこの木の前をよく通っていたのですが、その時期には葉があるだけで気にも留めていませんでした。しかし平成19年の夏にこの前を通りましたところ、とても良い香りがしましたので近づいてみましたら、臭木でした。しかしこの時はすでに花も終わりかけていましたので今年は七月の初め頃から写真を撮り始めました。
花が咲き始めますと次から次へと咲くのですが、早く咲いた花はすぐに散ってしまい、結構撮影するのが大変でした。
花は八月の中頃が見ごろになります。八月の終り頃から実になり始め、九月の中頃には皮が破れ、見事な実が顔を見せます。二ヶ月ぐらいの間に花と実が楽しめる臭木です。